DHA・EPAの提案

厚たちは様々な原因による疾病リスクにさらされています。特に食生活の乱れなどが原因となる血中中性脂肪の増加によって引き起こされる動脈硬化や虚血性心疾患、肥満症、糖尿病などのリスクの低減、高血圧や脳機能サポートなど健康志向の世界的な高まりを受け、DHA・EPAの機能性に注目が集っています。
米国のDHA・EPAオメガ3業界団体GOEDの調査によると、世界的にDHA・EPAの需要が拡大しており、サプリメントや医薬品、幼児向け食品などの関連商品の世界的規模は3兆1400億円に上ると試算(2016年発表)されています。
医療分野や栄養学的に見て世界で最も機能性研究が進んでいると言われるDHA・EPAはヒト臨床試験だけでも3,000件を超え、その豊富な研究データを基に世界中の政府や科学団体がDHA・EPAの摂取を推奨しています。

現在の日本人の食生活でも魚食の文化が減り、オメガ3とオメガ6の理想的な摂取バランスは1:4と言われているのに対し1:30とも言われています。
昭和40年代当時の厚生省のリノール酸信仰とも言える、偏った栄養指導の弊害がアトピーや数々の生活習慣病を引きおこしていることも明らかになっています。
また、近年ではαリノレン酸からEPA、DHAの体内変換が不効率(ISFFAL 国際脂肪酸・脂質学会の公式声明)であることや、遅ればせながらトランス脂肪酸表示の問題など脂質に関する新たな動向が注目され始めています。
オメガ3を必須脂肪酸とする見解の認知も進み、その幅広い有効性もますます世界的にも指示を深めています。


マグロ油の特長

当社のマグロ油の特長として、以下のポイントがあります。

従来の青魚(イワシ等)を原料とした魚油と異なり刺身レベルの鮮度の高い天然鮪(眼窩部のみ)を原料にしていますので、DHA・EPAが多く含まれています。
特許製法(登録済)の真空・低温抽出法で一切の化学的な処理を加えないマグロ魚油です。
マグロ由来の天然オメガ3のほか天然ビタミンD・Eを含有しており、抗酸化剤などを一切加えていません。
特に、ビタミンDについては有力な供給源であり最近は長寿ホルモンといわれるように再注目されています。
マグロの漁獲から油の抽出まで一貫した製造体制でマグロ油を抽出しています。
ハイブリッド製法(真空・低温抽出法)
一般的な従来のDHA・EPA原料の製法は、以下のとおりです。
DHA・EPA原料の製法
当社の製法(真空・低温抽出法)とはまったく異なります。

 

 

マグロ油の原料製品について
業務用マグロ油とカプセル入りの製品バルクのご提供ができます。
1 荷姿  業務用マグロ油16L/缶入り、 マグロ油のカプセルバルク/袋入り
2 開発商品のコンセプトにより、原料となるマグロの種類の異なる3タイプのマグロ油をご紹介できます。
企画内容により、他の油性原料との混合品でのカプセル化のご相談もお受けします。

以上の通り製品概要をご紹介しましたが、原料と製法のレベルで明確な他社品との差別化のできる製品です。